RSS


最大4万円まで買取金額UP!フィギュア買取もえたく!
月間ゲーム人気投票★2012年上半期セールスランキング

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【雑談】涼宮ハルヒから見る青春【記事トーナメント特化記事】 

今日はエロゲ関連のネタが現状ないため少し脱線したお話になります。アニメブログトーナメント用の記事です



以下の記事は私が平成23年度前期一般教養のマスコミ論という授業で書いたレポートに丸写しになります。ちなみに評価は確かA+だかAだった気がします・こんな内容でも単位取れる授業って・・・orz転載した場合下記のリンクを必ず入れ転載部分に『』等の表示を行ってください。まだ大学等のレポート等には絶対に使わないでください。


リンク
なぎゅ@ピンク色の妄想 ○年△月□日◎時☆分参照 記事URL:http://nagyuerogemaer.blog27.fc2.com/blog-entry-599.html トップページ:http://nagyuerogemaer.blog27.fc2.com/


本文
表題:涼宮ハルヒの憂鬱からみる「青春」と『憂鬱』

1はじめに
涼宮ハルヒの憂鬱とは作者、谷川流による2003年6月より角川スニーカー文庫で刊行されているライトノベルである。2003年6月に刊行された涼宮ハルヒの憂鬱であるがこの作品は第8回角川スニーカー大賞の大賞を受賞しその結果、書籍化された。作者本人のインタビューによれば「涼宮ハルヒの憂鬱は自身の著書でもある「学校へ行こうっ!」(電撃文庫 2003年6月25日)の駄目なところを3週間で書き上げたのが涼宮ハルヒである 」としておりまた執筆期間も3週間という非常に短期的な期間で書きあげた作品であると告白している。レポートでは次章で涼宮ハルヒの爆発的人気の出る経緯、3章で涼宮ハルヒからみる青春、最終章で終わりにとし本ライトノベルのタイトルである「憂鬱」とはなにかを検証しレポートとしたい。又必要に応じて資料を添付するため最終頁以降の資料を参照していただきたい。
そもそもなぜ今涼宮ハルヒを取り上げる必要があるのだろうか?現在アニメ、映画化も終了しライトノベルでは歴代最高売り上げを記録した新刊の涼宮ハルヒの驚愕(上下)(谷川流・角川スニーカー文庫・2011年6月15日)が発売された。一時鎮静化していたブームにまた火が付きそうであるからである。以上のことから涼宮ハルヒの物語構造を検証し、その物語構造から「青春」というものを読み取って行きたいと思う。

2章 「爆発的な人気の出るまでの経緯」
本作品は書籍化後多くのメディアリミックス化されている。例えば、漫画であったり、アンソロジーコミックスであったり、アニメ、映画など多くの場面で目にする機会があり、また単にオタクしか知らないアニメではなくその爆発的人気からオタク文化に興味のない人も名前位は聞いたことあがるとう人は少なくないだろう。
さて涼宮ハルヒの憂鬱の人気のでるまでの経緯を説明する上で忘れてはならないのは忘れ去られた幻の第一巻である。谷川流(原作)・みずのまこと(作画)、涼宮ハルヒの憂鬱 角川書店〈角川コミックス・エース〉が刊行されている。この漫画の売り切りに関しては諸説あるものの作者の同人活動がアダルト要素を含んでいたためや、アニメ化によって話題性が生まれそれによる角川出版の以降などと真相は不明である。
さて話を戻すとこれらの経緯を経て涼宮ハルヒの憂鬱は2006年4月から7月の1クールによってアニメ化されることなった。このアニメの評価や評判というものはさておき、アニメの構成に大きな問題があった。それは原作の時系列を一切無視した構成であったことである。この件について監督であった石原立也は原作を読んでいる人と呼んでいない人に楽しんでもらうためという旨の発言をインタビューでしているがその結果、読んでいない人にとってはまったく意味のわからない電波アニメになってしまったことは言うまでもない。しかしアニメの作画等については高評価であり、アニメが必ずしも失敗では無かったと言える。そのためハルヒシリーズの爆発的な人気の要因のひとつになったのは言うまでも無い。

3章涼宮ハルヒからみる青春
涼宮ハルヒの物語から青春を読み取る前にこの作品の物語構造を解説しなくてはならないだろう。
まず涼宮ハルヒを「主体」と見た場合、「客体」は‘宇宙人や異世界人、超能力者がいる世界’となり、その反対者として『キョン、古泉、朝比奈みくる、長門由希』をはじめとする登場人物である。そして『ハルヒ』の「補助者」は‘世界を改変する力’であり、その受けては‘世界’であると言える。しかしながら本作品の語り手でもある、『キョン』を「主体」としてみた場合、その客体は「現状維持」にあたり、その補助者は「古泉、朝比奈みくる、長門由希」となりその「反対者」は『ハルヒ』となる。そして受けては‘世界’であることは共通している。つまりこのことから何が言えるかと言えば主体となる登場人物をどちらに当てるかにより、作品の世界観が大きく変わってしまう。しかしこの両者のどちらを主体としても、共通するキーワードが「青春」である。次はこの点について述べたいと思う。
以上の事を踏まえて「青春」と言うものに焦点を当てていくと、まず「青春」とう単語の定義付けが必要になる。広辞苑よれば「年の若い時代、人生の春にたとえられる時期」と定義されているが、いささか抽象的すぎる定義で有ることがわかる。では具体的な作品から「青春」というものを考えてみると宇野氏は2001年公開の矢口監督の『ウォーターボーイズ』から「『青春の美しさ』が『成功』や『社会意的意義』」と言った『意味』も支えられていない(中略)連帯することの自体の持つ楽しさ、演技や演奏そのものの楽しさが強調されている 」としこれを「青春」の定義とするならば、ハルヒのSOS団と言うものはハルヒを主体とした場合、いわゆる「青春」を謳歌するための手段と言って差し支えないだろう。
しかしキョンを主体とした場合どうであろうか?キョンは異世界人(長門)未来人(朝比奈)、超能力者(古泉)といったSFの世界を謳歌している。しかしながらキョンは本当にこのようなSF的な誰もが一度は夢見る世界を青春と思っているのだろうか?そのことを紐解くには本編の完結を待たなければならないが、刊行されている分だけを見ても十分にキョンの青春観を読み取ることが出来る。その表現をわかりやすくとらえることが出来るセリフが涼宮ハルヒの憂鬱の中に表現されている。それは涼宮ハルヒの消失(角川書店2004年8月1日)での物語終盤に表れている。ここでキョンは異世界人などのSF的要素が面白すぎると自覚しながら、「あいつら(消失編で世界が改変されSF的要素が無くなったこれまでの登場人物たち)とはもう会えなくなる。(中略)だが連中とはもともと偽りの存在だったのだ。俺のハルヒと古泉と長門と朝比奈さんではない。(中略)俺は俺のハルヒと古泉と長門と朝比奈さんを取り戻す。決めた。 」つまりSF的な‘あいつら’との騒動は面白いとしながらも、それ以上に今まで生活を共にした仲間、つまり先に挙げた宇野氏の言葉でいうならば「連帯すること自体の持つ楽しさ」に当たるのではないだろうか?つまり、キョンはSF的な要素が無くとも涼宮ハルヒとその仲間たちでのSOS団での活動(草野球や合宿など)自体に楽しさを感じており、そのことからキョンの青春観は宇野氏も定義と一致していると考えることが出来る。

4章 ハルヒの憂鬱
ではハルヒの憂鬱とはなんなのだろうか?ハルヒの憂鬱を紐解くには3章で説明した「青春」と言うものにヒントがると言える。「憂鬱」とは【SF的なことが無いこと】に対して憂鬱なのでは無く、ハルヒの性格から起因する【楽しいことを楽しく自覚しないこと】に対しての憂鬱なのである。ハルヒの持ち込む事件はどれも「青春時代の思い出」の一因になるものが多く、いや、「青春時代の思い出」の一因になるものしか持ち込まないことからも読み取ることが出来る。つまり、ハルヒの憂鬱とは自身の性格に起因するものであろう。これは本編の色々なところから読み取ることが出来、例えばキョンへの恋心であったり、草野球であったり、合宿であったり、部活(SOS団)であったりと宇野氏の「連帯すること自体の持つ楽しさ」に合致している。さらに宇野氏はハルヒの憂鬱について深くふれ、「(ハルヒは)この日常の豊かさに肥大化した自意識とプライドが邪魔をし、気が付くことが出来ないハルヒ自身の不器用さがもたらした憂鬱 」としている。言いかえればここでいう「憂鬱」とは青春を感じられない自分自身への不満と定義することが出来きるだろう。このことからハルヒという少女が今後どのように成長していくのかが物語の焦点となるだろう。

おわりとして
涼宮ハルヒの物語を分析するにあたり多くの文献があり私が調べきれていないものもあるだろう。しかしハルヒから見た青春を考えた場合このような構造が爆発的な売上を記録した一因でもあると思う。

引用
1『このミステリーがすごい!』編集部 「このライトノベルがすごい!2005」 宝島社 2004年11月26日
2宇野常寛 「ゼロ年代の想像力」2008年7月 早川書房 288項
3谷川流 「涼宮ハルヒの消失」 2004年 角川文庫 217項
4宇野常寛 「ゼロ年代の想像力」2008年7月 早川書房296項


参考文献
角川書店 Newtype (ニュータイプ) 2009年 03月号 「涼宮ハルヒの憂鬱本格始動」P17-P23 角川書店 2009年3月
更科修一郎・多根清史編 『オトナアニメ Vol.1』 洋泉社、2006年
広辞苑 第五版岩波書店 1998年


【Amzonで購入】
涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
谷川 流,いとう のいぢ

角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング : 429

Amazonで詳しく見る

関連記事

この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nagyuerogemaer.blog27.fc2.com/tb.php/599-57f25c88

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。